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すでに先週のこととなってしまいましたが、千葉県の銚子を走る銚子電鉄に乗ってきました。
 
まず、神奈川の県央から千葉県の最東端まで行くのに約4時間(!)
朝8時ごろに海老名を出発して、JR総武本線の銚子駅に着いたのが11時58分
千葉県って結構広いのだ。

そしてやってきた銚電の銚子駅
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時刻表を見ると



次の列車は1時間後?

ここまで来るのに4時間かかったということは、帰りもそれくらいかかる

あまり時間は無駄にできない。

となると…



いけるところまで歩こう 

というわけで歩きます。

まずは隣駅

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隣駅、仲ノ町駅までの道中に見つけた踏切、その名前がヤマサ踏切
万年赤字で鉄道事業だけでは成り立たない銚電が駅名の命名権を売り出したということは聞いていましたが、踏切の名前まで売ってるんでしょうか?

歩くこと数分、来ました仲ノ町駅
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ここには銚子電鉄の車両基地があり、入場券を別途購入することで車両基地の見学もできます。

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時刻表も運賃表もすべて手書き。保存駅舎ならともかく現役の駅でこんなところはなかなかありませんよ。

車両基地は以前に訪問していたので今回はパス、次の駅に歩いていきます。

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次は観音駅、ある名物で有名な駅です。

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それがこのたい焼き屋さん、結構繁盛しているようです。

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桜餡のたい焼きと、お好みたい焼きを買いました。
お好みたい焼きは、見た目がたい焼きなのですが味はお好み焼き。美味しかったです。

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つぎは本銚子(もとちょうし)駅。
 
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待合室横の桜が満開になったら良い撮影ポイントだろうなと思いつつ、さらに次の駅に急ぎます。

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銚子駅から数えて4番目、その名も
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髪毛黒生(かみのけくろはえ)駅

上で書いた命名権の売却によって生まれた駅名で、本当の駅名は笠上黒生(かさがみくろはえ)駅といいます。
駅名票の横には
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ちゃんと広告も設置されていました。昆布を基にした限定の入場券が話題になりましたね(既に売り切れ)。 

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ここでようやく、外川行き電車が到着。やっと座れる^^

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列車内はまるで南の海?水族館?。
こういう飾りつけは大好きです。ずっと続けてください

そして列車は終点の外川駅に到着。
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ここの駅名は
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「ありがとう」
わざわざ命名権を購入してこの名前を付けてくれたのでしょうか、そんな企業様にありがとう

乗ってきた列車で一駅引き返して、犬吠駅。
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この駅の中には鉄道写真家中井精也さんの常設展があります。
またここから犬吠埼灯台や、地球の丸く見える丘展望館などに行ける、観光拠点となる駅です。

犬吠駅から再び歩いて、隣の君ヶ浜駅へ
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そしてその隣、海鹿島駅に歩いて向かいます。

ここまですべての歩き区間をグーグルマップのナビ通りに来たのだけど、君ヶ浜から海鹿島までの区間はナビ通りに歩くと畑の中を歩かされます。
地元の農家の方が、キャベツを収穫するその脇を歩いてて、絶対怪しい人だと思われただろうな

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畑の中を、のんびり走る銚子電鉄デハ3000系。

海鹿島駅に到着
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ここは関東の最東端の駅だそうです。

次も歩いて西海鹿島駅
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ここで、銚電全駅訪問達成です!
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ちょうど来た上り列車に乗って、銚子駅まで戻りました。

今回は全駅訪問を優先して、犬吠埼や水族館などの観光要素はまったく訪れませんでしたが、バスと組み合わせていろいろ行ってみるのもいいかもしれませんね